第72回NHK紅白歌合戦【現地感想】

第72回紅白歌合戦

2021年12月31日 東京国際フォーラム ホールA

 

 

今回の紅白歌合戦は有観客かつNHKホール改修の影響で国際フォーラム開催。そしてその舞台に立つKAT-TUNを見届けることができて本当に幸せでした。カムヒアは外れたので国際フォーラムで見るKAT-TUNは初めてでした。

 

公開リハーサルで中丸くんが「個人的にはご縁がない番組だと思っていたというか…」と言ってましたが、それは私も同じで紅白出場者が発表されたとき一覧を見ながら「関ジャニとキンプリと、おっスノスト!……??KAT-TUN……???ハテナ」となり、真っ先に口を出た言葉は「無理」でした。と同時に15周年すげえ!!!となりました(周年のお祭り感を15周年目にして初めて体感するハイフン)。

 

座席についてはコロナ禍ということもあり従来のような会場引き換えではなく事前に分かっていることもあり気持ちに余裕が持てたと思います。このシステムについてはコロナ禍関係なく今後もやってほしい。もう紅白観覧に行くことはないけど(笑)当たり前だけど老夫婦をはじめとするいわゆる中高年以上の方が多くて、いつものジャニーズ現場とは全然違う空気でした。ちょうど審査員席が良く見える席だったのですが途中のニュース中継以外はずっと座っていらっしゃって大変な役回りだな…と。おかえりモネはたまにしか見てなかったけど坂口健太郎さんが審査員としていて菅波先生……!!となりました。

 

中継が始まる前にぺこぱによる前説。入口で配布されたフリフラについて使い方をレクチャー。普通に面白かった。そして司会3名が登壇して放送開始!いつもはテレビで見ている番組なので、現場はこうやって作られているんだなって見え隠れする労力をヒシヒシと感じました。バカでかいボードのカンペの移動大変そうだったな。。

 

雑多メモ

・LiSAの衣装が全出場者のなかで一番すごかった

・AIのアルデバランが全編通して最強すぎた(紅組優勝はアルデバランのおかげでは?)

・中継が多すぎて空気がヒエッヒエになる現地。特に坂本冬美さんが中継と分かった瞬間おじさま方が全員大きなため息をついたのは申し訳ないけどさすがに面白すぎた。でも生で見えるであろう出場者が見えないのはつまらないよね。これは改善してほしい。私はYOASOBIが中継だったのが許せない。テレビで見ると演出はとても良かったけど……現地組としては落胆した。。

・そのくせ現地で歌う出場者のときに点灯しないフリフラ(盛り上がらない)

マツケンサンバ郷ひろみバリに客席からダンサー登場してほしかった

郷ひろみが歌ってるときステージ上で楽しそうにするKAT-TUN可愛いかった

氷川きよしの会場にいる人、そしてテレビを見ている人へ向けた歌は我が命の「あなた!あなた!あなた!………」は本当に歌の持つ力を感じされられたというか熱量が本当に素晴らしかった。だからこそ転換失敗してスタッフの怒号が聞こえたのが惜しかった。

・最後MISIAが歌ってる途中で爆速で運ばれてくるピアノ、そして王子様のような出で立ちでピアノを楽しそうに弾く藤井風王子。風くん初めて生で見たけど「目を奪われる」ってこういうことを言うんだなって久々に思った。すごいキラキラしてた。

・ミレパの演出かっこいい!チェロ弾いてる常田さんリアコの塊。紅白であの世界観をすぐ作り出せるのはエグすぎた。

・最後蛍の光を歌ってたんだけど下手から常田大希→MIYAVI→KREVAの並びは強すぎるし、その横並びで歌ってる曲が蛍の光なのは限界がすぎる(好き)。

・白組が負けて放送終了後に福山雅治に責められる大泉洋最高。

 

ここからは文春オンライン掲載の総合演出さんが語ってる記事を引用していきます。

僕が紅白の総合演出の仕事をやることが決まった時、最初に「『最高の音楽番組の形』って何だろう」と考えたんです。自分がいち視聴者だった時の記憶をちょっとずつ呼び戻しながら、「この歌、もしかしたら自分のために歌ってくれてるのかもしれない」と思える瞬間をなるべく多く作ろうと決めました。

 

KAT-TUN亀梨和也「抜けたメンバー3人に対して…」

――記憶に残った名コメントといえば、KAT-TUN亀梨和也さん。「抜けたメンバー3人に対してもこの15周年で紅白のステージにKAT-TUNとして立たせていただいているという、そこを見て何か感じてもらえるようなステージにしたいと思います」と。

福島 良かったですよね。台本には〈色々ありましたけど、こうやって紅白のステージに立てて嬉しいです。(などお答えください)〉としか書いていないし、リハでも全然。曲の前のVTRに2006年のデビュー曲「Real Face」のCDジャケットを入れたんですけど、僕はあれを絶対残したくて

[写真](4ページ目)活動休止発表前の氷川きよしが「歌は我が命」に込めた思い NHK紅白の総合演出が「若者に媚びている」という声に言いたいこと | 文春オンライン

紅白の台本には、「KAT-TUN 色々ありましたけど、こうやって紅白のステージに立てて嬉しいです。(などお答えください)」とだけ書かれている

 

ザ少年倶楽部プレミアム」で亀梨さんが「チームとして、KAT-TUNとして、過ごしてきている時間って何にも代えられない」(2021年3月19日放送)と語っていたように、3人で残ってチームを続けているというその絆を描くためには、最初は6人だったことを言わないと伝わらないと思ったんです。もちろんいろいろなことがあって3人になったのであまり蒸し返されたくない部分かもしれない。でも、亀梨さんが本番でああいう風にコメントしてくれて、感動しました。

 

――6人のジャケットを見て、「あ、いいんだ」とちょっとびっくりしました。

福島 事務所の方々にも納得していただいて。ジャニーズのアーティストの皆さんにはファンからの期待値が特に高いので、すべてのステージが紅白スペシャルバージョンです。KAT-TUNでこだわったのは、「Real Face #2」が始まったところでセットと映像が動き出してKAT-TUN仕様になっていくところ。

 

KAT-TUNの紹介VTRも丁寧に作っていただいて、あんなVTRあるなんて知らないからスクリーンに映し出された映像を見ながら今までの色んなことを走馬灯のように思い出して泣いてしまった。ただこうやって15周年で紅白歌合戦のステージに立つ彼らを見えるのは、彼らがKAT-TUNを諦めなかったからなんだなって思うと本当に涙止まらなかった。そして白い衣装をビジっとキメて、本当にあっという間の一瞬だったけどフリフラで会場が真っ赤に染まって、KAT-TUNのためだけに炎特効が準備されていて、しかも総合演出の人にもこれだけ理解していただいた上で扱っていただけたのは一ファンとして感無量、感謝しかないです。今更ではありますが本当にありがとうございました。


16周年を迎え、17年目を突き進むKAT-TUNをこれからも自分のペースで応援していきたいと思います。

Honeyツアーの挨拶で上田くんが「15周年と同じ熱量で」っていうけど、好きはUPDATEされ続けてるよ!!って誰か教えてあげてください(笑)