Sexy Zone Summer Concert 2014@さいたまスーパーアリーナ

 

7/23にさいたまスーパーアリーナで開催されたSexy Zoneの夏コンの1部と3部に行ってきました。

なぜ平日に、なぜ1日3公演もやるのかと疑問に思っていたのですが、記録を更新させるために行われたものだと判明しスッキリしたというかなんというか…。今そんな記録を樹立したところで価値があるのかなとは思いつつも、自担が喜んでたから大人しく喜んでおこうと思います。

先に一言残しておくと「春コンを経ての夏コンとしては最高に勿体無い」

さて大体のセトリと共に主に3部を振り返ってみます(^-^)/

 

1.OP(聡マリ+Jr.☛上3人)

OPから大ダメージ、これじゃあ聡マリはJr.と同格。

2.BAD BOYS

いきなり3人曲ーーーー!と崩れ落ちたのは言うまでもなく。初めての特効の使い方もあったけどとにかくもったいなかった。

3.ドキドキBreak Out!!

5人で外周。でもこれは後半曲です。

4.Ghost

ある意味で前半戦終了。最初のあのフォーメーションが5人じゃなくてJr.4人を含めた9人、そして聡マリが曲が始まってすぐにJr.と一緒に階段を下りてしまったのが本当に残念。Jr.はもちろん必要だけど、これに関しては純粋に5人は5人だけでまとまって踊ってほしかった。Ghostは何よりも5人の位置が立ち替わり入れ替わりするのが本当に好きなので物足りなかった。あとお星様席なら全体を俯瞰できるのですがアリーナ、200レベ前列だと聡マリのどちらかしか見えなかったのでは。とりあえずGhostのけんしょりは安定の美の暴力。セットに背を張り付かせる聡マリのあの柵感は良かった。しかしあの春を経てこれって勿体なさすぎる。衣装もコレジャナイ感あったし。

5.僕は君のすべてになりたい

タイトルの通り!って感じの楽曲。最初に健人くんの台詞アリ。単純に分けるならばA MY~系統。こういう重さ好きだしセクゾンに合う。恋に恋焦がれるのがセクゾンの持つ可愛さなのかも。

6.男 never give up

巷ではクソと評判ですが、これが意外と1回聞いたら忘れないしフリも覚えやすくて好きだなーといった印象。5人なら間違いなく好き!って言ってた。どこが男なのかはわからないけど好きです。日常生活で繰り返し聴くという好きではなく現場で聴くのが好きって楽曲かも。この楽曲が始まる前に風磨が外周にいるJr.に呼びかけるんですがこれがTHE菊池節。

「準備はできてるかー!?」\ おーー! /

Sexy Zoneの中でオレが1番好きかー!?」\ …… / wwwwww

7.バィバィDuバィ

これまた外周グルグル。丁度健人くんが止まる位置の近くの席だったのですが可愛かったー。Jr.の子達と波長が合わないで1人だけ反対方向でやってるとかもう超可愛い。でもあの大人数で回るのが好きだったから外周しか使わなかったのはミスかな?といった感じ。特に外周を練り歩く演出は求めてないです…。全体的に曲の良さを潰す演出が多かった。

8.健人ソロコーナー(Teleportation~永遠のメリーゴーランド~CANDY)

中島健人ソロコン。テレポのイントロはやっぱり最強。稲妻が走る。なんかセンステに健人くんが立った瞬間に何も知らなかったのに直感的に「テレポくる!」と思ったら本当にきて興奮した。とにかく今の、20歳の、健人くんがやるテレポは感慨深かった。やっぱりあのビシっとしたダンスが大好きだし、何よりもTDCを思い出さずにはいられなくてちょっと苦しくもあり、でも成長はしていて。あの衣装の上に青いジャケットを羽織ってて、ピアノに座る前にバサっと投げるんだけどその投げ方が盛大すぎてワロタ。あと呼吸の上がり具合が(以下自重)。1部のときは永遠の~に入る前に「It is JMK song」って言ってた。JMKの振り返りが映し出されててまたこれはこれで懐かしかった。でもピアノの位置こそセンブロで良かったのでは?と思った。反対側だと距離が遠すぎて勿体無い。か~ら~の!!CANDY!!!あの一体感をまたこうやって味わえる空間に参加できたのは幸せでした。LOVE KENTY!!が生み出すSexy平和Zoneは相変わらずやばいし、観客を本当に見事なまでに惹き付ける楽曲だな~と。外周を歩いて至るところを幸せに染めて行ってる感じがして良かった。

9.勝利ソロコーナー(おなじ空の下~SUMMER NUDE '13~私のオキテ)

おな空で勝利~~~~!となったところでサマヌで夏~~~~!となって最後にチキバ~~~~!となる流れ。特筆するならやっぱり私のオキテでしょうか。これも曲入りがすごーくインパクトがあって。それだけで、あqwせdrftgyふじこlpってなる。私のオキテは楽曲もだけどフリが可愛くて歌詞にリンクしてて覚えやすくて正規衣装なら尚更統一感があって好き。あの目力でブスって言ったら殺すからなんて言われてみたいものです(?) サマヌのとき勝利と一緒にいたちびジュが私のオキテのときは外周から降りて客になってたのは面白かった。

10.風磨ソロコーナー(rouge~FaKe)

座席によってはお尻どころかハットしか見えないという。rougeのときにいきなりステージから落ちる演出があったのはちょっと驚いたけど、落ちた時に舞ってた深紅の薔薇は綺麗だった。薔薇といえば初期の演出ではグラスに一輪差してましたね。で、rouge入る前に台詞があるんだけど新春のときにあった某ジュースを彷彿とさせる例のあのBGMにあの英語でたまらなかった。あの演出、何回見ても物足りないくらい本当に大好き・・・。2年前に比べて窮屈になった衣装を身に纏う姿も今だからこそ見えるものかなーとか。FaKeはこちらも久々にゲッゲッゲリッできて楽しかった。rougeでは会場前面、FaKeでは会場後面でも良かったかなとは思ったくらいに偏ってた気がしなくもない。メインステがあるならメインステ→花道→センステでも良かったかな?

11.名前のない想い

健人くんが400レベに登場。歌ってるときの横顔を双眼鏡で頑張って見てましたがまあよく汗が落ちる。頬を伝って顎から何回落ちたかわからないくらい落ちてた。というのはさておきこの楽曲にこの演出は絶許。触れ合いタイムのBGMじゃないんですけど……。風磨のパートのとき、すぐ横の通路をとあるJr.が来たものだから歓声がすごくて、私としては触れ合いよりもせっかくの生歌である名前のない想いを真剣に聞きたかったのに過剰演出の歓声によって、この楽曲が潰されたことが本当に悔しかった。ふまけんが歌ってるのに、今この会場にちゃんと歌を聴いてる人はいるの?って空気すら感じてしまった。なんでこんな哀しい感情を抱きながらこの楽曲を聞かなくてはならないのか。それこそ勇気100%とか所謂ファンサ曲でやる分には大いに結構なのですが、名前のない想いにおいては1番やってはいけなかった演出だと思う。

12.きみを離さない きみを離れない

勝利が通路に登場してたけど思いきりロープで仕切られたことにばっか意識がいってしまった(笑) なんか会場全体が通路登場に意識を取られすぎて楽曲に意識が向かないというか、個人的にも全編を通して1番印象がない…。

13.Sexy Zone

最近のコンでは魅せるというよりファンサ曲みたいな感じがするのと、キー変更もされているのでこれこそ新Sexy Zoneなのではないかなーとは思う。デビュー曲はもっと目立たせてもいいんだよ!5人の曲なのだからバラバラは嫌だなという感想。

14.Keep The Challenge

センステを上3人、外周をJr.と共に聡マリが移動するっていう構図が気持ち悪かった。こういう曲こそ5人でやるべきでは…。でも外周の途中で聡マリがすれ違ったときにマリが聡くんを後ろから真綿を包み込むようにハグをしてて、それが美しくて、ああ聡マリってこうだよなって思った。

15.明日に向かって撃て

今からでも遅くないからこっちをA面にしよう?って思った。というのもセクゾンのシングル表題曲は明るい元気めな曲が多くて10代~~~!って感じがしてそれはそれで一向に構わないのだけれど同じ系統の曲ばっかりが続いて若干味気ないというか。そういう意味でもこの曲はコンセプトが明確だし意外な年齢層に受けるのでは?と思った。途中の寸劇というか相変わずグッダグダな小芝居には笑わせてもらいました。アナと雪の女王とか妖怪ウオッチをぶちこんでくる姿は怖いものなんてなしっ!(笑)あと「僕は可愛い子に撃つので可愛い子は当たったら反応してね」とか言ってる癖に撃ってすぐさま「あっ人違いです」っていう流れが超菊池風磨すぎた。ボイスチェンジャー入れると声が聞き取りづらくなるのが悩みどころ。この曲はちょっとタオルをぶん回したいサビ!

16.この手をつなごう

あのクラップに合わせて手を叩く感じが好き。春のときよりは違和感なく聞けた。

17.Dial up

18.Happy Happy Lucky You!!

サビの振り付けが本当に好きでついつい踊っちゃう1曲。そういえば今回は明確にJr.コーナーと本編の線引きがなかったのも結構異色だったのかも。

19.ハチドリ(勝利ソロ新曲)

ハチドリは「美しさ」「愛」の象徴。そして生き物の脆さや儚さも象徴しているなんて検索したら出てきました。色々と考えてしまう「ハチドリ」ですが、勝利くんはどんな気持ちで作詞したのか気になる。あとズボンの裾を捲っていたので勝利くんのくるぶしが見えてヒョーーとなったのはここだけの話。一番につれていってくれる0番ってもしかしなくてもやばい。

20.風磨ソロ新曲

ピアノの音色が入っててそれがすごく綺麗で曲にハマってた。まだ日本語が歌詞に入ってるから大丈夫とか訳のわからない判断(笑) clubとかでかかったら思わず踊りたくなる感じの曲。(ハリボテの)スピーカーを上から盛大に下に蹴り落とすのがこの曲を表してるかなと。rouge、FaKeと続いて色っぽい曲だったので今回もそれに続くのかと思いきや、意外と応援ソングだった。melodyとmemoryを引っ掛けているのが印象的な歌詞。あとはMondayから順番に言ってるRAPがあってpartyだ!騒げ!的な。

21.Don't Stop Sexy Boyz!

外周の至るところにSexyなBoyzがいた。センステ一列とかの光景に慣れていたから分散するとこうなるんだといったイメージ。ペンライトの色が緑と黄色が多くてほっこりした。

22.LOVE風(健人ソロ新曲)

最初は英語でのやり取り、1部では気づかなかったけどよく見たらテロップが出てた(笑) LOVE風という魔法にかかってダサかった僕が君の理想に追いつくために変わるよ、パステルカラーのキセキとか、君と僕の色はいつからか一緒になってたねとか、過去に誰か他の人が好きだったとしても今の君は僕のもの、春夏秋冬こえてその先も一緒にいよう、みたいな歌詞でこじんまりとした2人だけの世界を大切しようみたいなイメージを勝手に受けた。君をButterflyに見立てたりしてるのがすごくよかった。もっとちゃんと歌詞をメモっておくべきだったと後悔。

23.ガムシャラシャララ

ホップステップジャンプでジャンプするのがJr.らしいなと。間奏のフリーダンスは推しを見るのも良し、近くを見るのも良しかなーと。もしかしてJr.のためのオリジナル曲って久々?

24.Ladyダイヤモンド

25.Real Sexy!

26.Sexy Summerに雪が降る

27.King&Queen&Joker

ここにきて怒涛のセクゾンメドレー。Sexy Zoneのコンサートのはずなのに1番ないがしろにされてる。ここまできて今までの1時間半は何歌ってたんだっけと考えてしまうレベル。多くの方が呟いてますがKQJが5人だけが揃った唯一の曲で、5人だけがステージにいて、それが当たり前のはずだったのにいつから当たり前じゃなくなってしまったのだろうって思うと哀しくもあり。メドレーという形でこれらの曲が集約されてしまったのが現状をよく示していた。このときだったかな、挨拶を終えてマリウスがステージから降りたとき、ステージに向かって頭を下げていた。聡くんは見ていた限り、カンペとかファンのメッセージをすごい丁寧に読んでるなーって思った。挨拶のときに聡マリがJr.が降りきったすぐにステージから降りて3人だけにしようって行動してたのが悲しかった。

 

EN1.ぶつかっちゃうよ

外周トロッコで登場。上3人は1台ずつ、聡マリはセットで1台。と、それ以前にぶつかっちゃうよをトロッコにしたら良さが全部吹き飛んじゃってるんだけどそのあたりはどういうお考えだったのかと。これはファンサなんか無視して5人がそれこそガムシャラに振り切れてるのがいいのに!繰り返すようだけど春コンをry

EN2.完全マイウェイ

 

ダブルEN1.男 never give up

ダブルEN2.Power of Run

ここにきて3人曲に収束して終わるというのがこのコンサートを表現していたのでは。神戸、つまりは3人でやるコンサートを前提で作られたセトリだったと。通常は5人が3人になることによるセトリ変更のはずなのに面白いぐらいにそうではないなと思って終わったコンサートでした。最後の挨拶のときに5人が最前列で1列になってたのは良心だったのかもしれない。そして本当の最後に風磨が「これからつらいことがあっても、かなしいことがあっても、今日のこの日を一生忘れんな!オレたちが常にお前たちのBGMでありつづけるぞ!!愛してるぞバカ!!!!」って言い残して終わったのが2012年夏の熱量と全く同じで、あの口調はつまりは誰かに左右された言葉ではなくてきっと風磨本人が思ったありのままの言葉だったのでは。最後の「愛してるぞバカ」がある種の敬意というかまあツンデレなんですが(笑)、バカって言われてるのに嫌な気持ちには1ミリもならなくて。こういうときにファンが求めている言葉をちゃんとくれるメンバーがいるっていうのはファンとしては幸せなのではないかと思いました。

 

 

ここまで書いててSexy Zoneが5人組だったのがもはや夢だったのではないかと思えてしまうコンサートだったなって。ここまで応援してきたファンとしては悔しいしムカつく。周りの大人にとって5人の存在はそんなものなのか、まあ特にヒロムにとってだけど。でもメンバー全員がやる気に満ち溢れていたからそういう意味でモチベーションは高いコンサートであったとは思う。もちろん演出とかその他諸々に言及すると良いとは思えないけども。だからこそこんな残念な構成だったことが悔しい。去年考えていたソロSUMMARY的なものをここでやったとも受け取れるけど、少なくても「Sexy Zone」の名前でやるべきコンサートではなかった。

Sexy Zoneは5人でデビューしたのだから5人じゃなきゃダメって思う自分が当たり前にいて、でも今回のコンサートを見て悪夢だったと感じてない自分もいて。それは聡くん、マリウス両者が前を向いてコンサートをやっていたということが最も影響しているのかなと感じてます。この現状で自分たちのできることをきちんとこなしていた2人はもう大人だなって。だからこそそんな2人をこんな状況にした周り大人はクソだと思ってます。

今度のガムシャラ夏祭りを終えた2人が、男ネバギバの発売を控えた3人とどう迎合するのか想像できないことがそもそもおかしいとは思うけど、きっとさいたまで見た5人よりも大きく成長しているのではないかって気さえして、それはそれで楽しみです。

5とか3とか2とかに関わらず「Sexy Zone」の名前が残ればいいとは思ってない。そもそもメンバーの不祥事や意思による脱退ではないことが最悪で、そんなの勝手な都合でしかない。大勢のファンを踏みにじっているとどうして気付かないのか、いや気付いているだろうけど、ならどうしてこのまま3人体制で押し進めるのか、そのあたりの思惑が本気で気持ち悪い。なによりも純粋な気持ちで彼らを応援できない現状にイライラする。流れ的に「5人のSexy Zone」のコンサート形態としては最後だったのかなとしか思えなくて、KQJが美しく思えて、最後の風磨の言葉がとっても重くて。

格差はデビューの頃からずっとあったけどそれは年齢によるもので、でもセクサマから運営側の体制が変わったのが売り方による格差が見えるようになってきて、JWも上3人しか出なくて、リアセクではジャケットにJr.がいるっていう訳わからないことになって。でも紅白に向けて年末は5人にまとまりつつあって。それであのセクセカツアーがあって、やっと!って思ったところで代々木での発表があって、今回の構成があって。バカかとしか思えない。というかバカ。

 

「(5人の)Sexy Zoneは死んだ」とあちこちで言われてますが、私はそうは思いたくないですし思ってません。ファンがこの現状を認めてしまう(=死んだと判断する)ことが殺すこととイコールであると思うからです。頑張ってる彼らの姿を見て、やっぱり好きだなって思ったし応援したいなって思った。どういった形で応援していくかは今後のあちらの出方を見て判断しますが。

というかファンサ"にしか"興味ないファンが殺してるグループだなって神戸の倍率と比べて思った。良い席ならファンサを求めることは私もあるし一般的な感情だけど、ファンサが貰えないなら意味がないって考えてる人が多いのでは、という。最初の2年間は割とそうやって自分たちを売っていたこともあるからそういうファンがたくさんいるのはある意味自業自得の面もあるけど。ここ最近は、というか健人くんは特に今年に入ってからファンサの数はめっきり減った。それがどういうことなのか、パフォーマンスを見て欲しいって気持ちの表れなのかなーとか勝手に(笑) まあさいたまは場所も日程も条件が良くなかったしキャパも異なるので神戸の倍率との単純な比較はできませんが……。個人的にはお星様席から見る彼らの方がずっと輝いて見えるし楽しいって思う。だからこそ東京ドームで5人のコンサートを天井から見たいという希望は捨ててませんし、叶えてほしいです。

 

次に私が出会う「Sexy Zone」はどんな姿なのか想像できないけど、好きでいられたらいいな。楽しみにしてます。